弓道部大会結果報告(新人戦全道)

新人戦全道 個人戦で5位入賞!!

大会名:第43回北海道高等学校弓道選抜大会北北海道大会
日時:2021年10月7日~9日
場所:芦別市総合体育館

 第43回北海道高等学校弓道選抜大会北北海道大会(新人戦北北海道大会)が終了しました。地区大会を勝ち抜いた男女団体、個人7名が全国大会出場権を目指し、己と向き合い、真剣に戦いました。

 個人戦の部は、8射5中で決勝戦進出という予選形式で、「あと何本中てないと」という結果にとらわれず、いかに自分の射ができるかが勝負でした。本校選手も「あと1本」で決勝進出を果たせた選手が多くいた中、1年生男子の野崎が堂々とした射で予選を突破しました。決勝戦は、1本ずつ引き、外した選手から脱落していく射詰での戦いでした。

 野崎は決勝でも堂々と自分の射をし、1本目、2本目と的中させましたが、3本目で矢が的から逸れ、結果として第5位入賞でした。1年生と感じさせない落ち着いた姿に、大会長からご高評をいただきました。全国出場枠は2枠でしたが、あと1本中っていればわからない戦いでした。

 団体の部では、予選3立(3人団体、一人4本×3セット=36本)の合計的中数上位4チームが決勝リーグ進出という形式でした。女子も男子も1立目は悪くない滑り出しでしたが、2立目で団体メンバーの息が合わず、苦しい戦いとなりました。女子はその流れで3立目も的中が伸びず、予選を突破することはかないませんでしたが、男子はギリギリのところで決勝まで駒を進めることができました。

 決勝リーグ1戦目は、初めての対戦形式の雰囲気に飲まれ、まったく自分たちの力を発揮することができませんでしたが、2戦目は引きずることなく自分と向き合い、自分の射を出すことができました。最終戦3戦目は、今大会高的中を何度も出している格上の高校との試合で、試合前半から大きくリードされ、レベルの高さを痛感させられる試合でした。結果としては7-10で敗れてしまいましたが、強豪校との試合の経験は今後に生かせるものであったのではないかと思います。

 最終結果は男子団体戦第3位で、大谷初の団体戦入賞を果たすことができました。

 また、今年度の全国大会は第40回記念大会で全国出場権が1校増枠されており、南北北海道の2・3位校、計4チームの中から1チーム、全国大会に出場するチャンスがありました。その代表決定戦が10/16(土)に行われ、北北海道大会が終わってからの1週間、チャンスを得た男子団体メンバーは、気持ちを1つにして、質の高い、中身の濃い練習を重ね残りの1枠、本気の勝負で挑んできました。

 結果は、4チームのうち、大谷を含む3チームが2勝1敗で三つ巴となり、総的中数勝負の結果、大谷高校は全国大会の切符をつかむことができませんでした。あと1勝していれば全国大会、それも3本差での敗戦、大きな差のように感じましたが、3人団体で一人ひとりがあと1本あたっていればわかりませんでした。ここでも1本の重みを感じさせられました。

 今回でメンタル、心の持ち方に関して大きな課題を見つけられました。この冬期間、来年のインターハイに向け、技術も心もよりたくましく磨いていきます。応援ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

男子結果

 団体
  第3位
   高橋(2-8)
   平山(2-8)
   上村(2-6)
   片倉(2-8)
   福田(2-7)

 個人
  第5位
   野崎(1-4)
  予選敗退
   福田(2-7)
   平山(2-8)
   高橋(2-8)
   齊藤(1-8)

女子結果

 団体
  予選敗退
   井出(2-6)
   大道(2-8)
   鈴木(2-2)
   桑原(2-4)
   増田(1-5)

 個人
  予選敗退
   尾形(1-7)
   増田(1-5)

 

2021年10月18日|部活動ニュースのカテゴリー:弓道部